前田哲男_(ジャーナリスト)とは? わかりやすく解説

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前田哲男 (ジャーナリスト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 18:43 UTC 版)

前田 哲男(まえだ てつお、1938年9月28日[1] - )は、日本ジャーナリスト・軍事評論家[2]。元東京国際大学国際関係学部教授、元沖縄大学客員教授。専門は軍事・安全保障論。

経歴

福岡県福岡市生まれ。県立福岡高校卒業後、長崎放送に入社、放送記者となる。1971年に退社後、ジャーナリストとしての活動を始める。

人物

日本社会党(現社会民主党)の安全保障問題に関するブレーンであり、日本とアメリカの軍事戦略に、その立場から平和主義を唱えて反対している。

2015年12月9日には憲政記念会館において、辻元清美議員の「政治活動20年へ、感謝と飛躍の集い in 東京」という政治資金規正法に基づく資金集めのパーティに参加している[3]

日本による対韓輸出優遇撤廃に反対する、<声明>「韓国は「敵」なのか」呼びかけ人の1人[4]

著書

単著

  • 『棄民の群島――ミクロネシア被爆民の記録』(時事通信社, 1979年)第11回大宅壮一ノンフィクション賞ノミネート作品
  • 太平洋に日章旗』〈Century press〉、情報センター出版局、1980年4月。
  • 『ミリタリ-・アンバランス――北進か南進か、引き裂かれる国家戦略』(情報センター出版局, 1981年)
  • 『日本防衛新論――平和の構想と創造』(現代の理論社, 1982年)
  • 『兵器大国日本――防衛投資とポスト・カー産業』(徳間書店, 1983年)
  • 『武力で日本は守れるか』(高文研, 1984年)
  • 『「核の時代」の問題意識』(情報センター出版局, 1985年)
  • 『核戦争シミュレーション』(筑摩書房[ちくまライブラリー], 1986年)
  • 『戦略爆撃の思想――ゲルニカ-重慶-広島への軌跡』(朝日新聞社, 1988年/社会思想社[現代教養文庫], 上下巻, 1997年/新訂版, 凱風社, 2006年)
  • 『ぼくたちの軍隊――武装した日本を考える』(岩波書店岩波ジュニア新書], 1988年)
  • 『自衛隊は何をしてきたのか?――わが国軍の40年』(筑摩書房[ちくまライブラリー], 1990年/「自衛隊の歴史」に改題、ちくま学芸文庫, 1994年)
  • 『非核太平洋 被爆太平洋――新編 棄民の群島』(筑摩書房, 1991年)
  • 『PKO――その創造的可能性』(岩波書店[岩波ブックレット], 1991年)
  • 『日米軍事衝突の構造――20世紀戦争論 ここが理解できないと日本も消える』(徳間書店, 1992年)
  • 『アジアが危ない!――冷戦の終焉と日本の戦略環境』(筑摩書房, 1992年)
  • 『戦争と平和――戦争放棄と常備軍廃止への道』(ほるぷ出版, 1993年)
  • 『カンボジアPKO従軍記』(毎日新聞社, 1993年)
  • 『日本の軍隊(上・下)』(現代書館, 1994年)絵・貝原浩
  • 『アジアは変わる』(近代文芸社, 1997年)
  • 『在日米軍基地の収支決算』(筑摩書房[ちくま新書], 2000年)
  • 『有事法制――何がめざされているか』(岩波書店[岩波ブックレット], 2002年)

共著

編著

  • 『自衛隊をどうするか』(岩波書店[岩波新書], 1992年)
  • 『検証・PKOと自衛隊』(岩波書店, 1996年)
  • 『岩波小辞典 現代の戦争』(岩波書店, 2002年)
  • 『国会審議から防衛論を読み解く』(三省堂, 2003年)飯島滋明との共編著

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.291
  2. ^ 陸上イージス「必ず陳腐化」 地元も標的”. 朝日新聞デジタル (2020年7月3日). 2020年8月1日閲覧。
  3. ^ 辻元清美 政治活動20年へ、感謝と飛躍の集い in 東京
  4. ^ 韓国は「敵」なのか呼びかけ人



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