前中ワンステップバス(LV2/3系)
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「いすゞ・キュービック」の記事における「前中ワンステップバス(LV2/3系)」の解説
川崎市交通局⇒北海道中央バスワンステップバス KC-LV380L(いすゞバス車体) 仙台市営バスワンステップバス KC-LV280N(富士重工製車体) 1988年(昭和63年)に京浜急行電鉄(現:京浜急行バス)が日野自動車と共同開発した京急型ワンステップバスが起源である。 「京浜急行バス#京急型ワンステップバス」も参照 安価なワンステップバスを目指し、従来のツーステップバス(都市型低床車)をベースとし、前中扉間の床を下げてワンステップ構造とした。中ドアよりも後部は1段上げ、後輪車軸などは通常のツーステップバスと同じものを用いる。新規開発部分は前輪アクスルのみとなり、安価にワンステップバスが製造できた。 いすゞキュービックの前中ワンステップバスは1993年に、富士重工製車体は1994年に登場した。当初はすべて改造扱いで、京浜急行バス、川崎市交通局、東武鉄道(現在の東武バスセントラル)、秋田市交通局、関西圏のごく一部の事業者のみに導入されたが、1997年(平成9年)には正式にカタログに掲載され一般に発売された。同時に西日本車体工業製の車体を架装した前中ワンステップバスも追加された。
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