初代御園座時代
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1969年(昭和44年)1月、御園座の社史編纂に伴って蒐集された資料の整理保存のために、御園座の長谷川栄一元会長によって資料室として設置された。演劇に関する書籍などのほか、御園座で上演された演目をはじめとする日本国内他劇場の番付など、各種の資料を所蔵している。1973年(昭和48年)から一般公開を開始し、1975年(昭和50年)から館外貸出を開始した。1991年(平成3年)時点の蔵書総数は約2万冊だった。2001年(平成13年)9月時点の蔵書数は約3万5000冊であり、うち70%が演劇関係書だった。同時点の開館時間は10時から17時であり、日曜・祝日・第2土曜・第4土曜は休館日だった。2009年(平成21年)11月から開館日時が短縮され、月曜・水曜・金曜のみの開館となった。御園座の建て替え準備に伴って、2013年(平成25年)3月29日をもって閉館した。なお、同年1月時点では御園座閉館後の図書館の存続について方向性が定まっていなかった。
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