出場枠の動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:34 UTC 版)
FIFAワールドカップ各地域予選でのW杯本大会出場枠は、W杯本大会での各地域連盟勢の成績によって、増減する。2006 FIFAワールドカップドイツ大会で、1カ国も決勝トーナメント進出が出来なかったアジア勢は、2010 FIFAワールドカップ・アジア予選から本大会出場枠を4.5から3.5に減らされる可能性があった。そこで、AFCはFIFAに、本大会ベスト16の成績を残したオーストラリアがAFCに転籍したことなどを訴え、ワールドカップ出場枠の維持に成功した。 なお、FIFA会長ゼップ・ブラッターは2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会でのアフリカ勢の活躍次第で、2014 FIFAワールドカップブラジル大会の出場枠を再検討することを示唆し、アジア勢が低迷すれば、出場枠が減らされる可能性があったが、アジアからは日本と韓国がベスト16入りしたことから、出場枠は4.5に維持された。 2014 FIFAワールドカップではアジア勢が1勝もできずにグループリーグで敗退したため、アジアからの出場枠が減らされる可能性があったが、2015年5月30日のFIFA臨時理事会において2018 FIFAワールドカップロシア大会・2022 FIFAワールドカップカタール大会においてブラジル大会と同じ出場枠とすることが承認されたため、アジアの出場枠4.5が維持された(2022年はカタールが開催国枠として別途出場する) 。
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