内部構造と壁画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 10:14 UTC 版)
内部に南向きの横穴式石室が築かれている。羨道、前室、甬道、玄室の順序に連接している前後二室構造で石室全体の長さは8.2mである。石室は加工した石材を積み上げて制作されており、表面には漆喰がほどこされている。 前室の壁画は出行図、官吏伺候図などの被葬者(「鎮」)の生前における公的生活が描かれ、後室(玄室)の壁画には、家居宴飲図、仏教行事、供養図、流鏑馬図など生活の私的領域が表現されている。
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