内部構造と出土遺物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/19 09:12 UTC 版)
内部構造は割竹形木棺を蔵した粘土槨の2分の1が遺存していた。粘土槨残存部は 長さ2.5メートル、幅1.88メートルであった。木棺の本体はすでに腐朽していたが、粘土槨に印された痕跡により、おおよその形状と大きさを知ることができ、外径80センチの割竹形木棺であることが明らかとなった。棺内からは3面の銅鏡が検出されている。1号鏡は面径12.6センチ、2号鏡は面径11.9センチ、3号鏡は面径11.5センチで、いずれも倭製の変形獣形鏡あるいは四獣形鏡と呼称されるものであった。
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