内蔵スピーカー利用法の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/15 07:56 UTC 版)
「スピーカー (コンピュータ)」の記事における「内蔵スピーカー利用法の変遷」の解説
内蔵スピーカーは警告音の発生以外、古いゲームソフトでは矩形波による音楽や効果音を発生させていた。その後CPUの演算能力が向上によって、PWMでサイン波を近似するアナログ的な発音も可能となり、さらにその表現力は進歩した。 国産パソコンではスピーカーを直結せず、駆動回路を内蔵したブザーを接続していたために音楽の再生の品質は悪く、アナログ再生にも不向きであった。日本のPC類はその代替としてプログラマブルシンセサイザー音源(PSG音源)を搭載することで問題を解消した。 このように活用されてきたPC内蔵スピーカーであるが、サウンドカードの普及、サウンドカード機能のマザーボードへの標準搭載により、発音源は外部スピーカーを前提としたAC'97やHD Audioへと移行し、利用される機会は極端に減った。
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