内容の信頼性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 20:43 UTC 版)
内容のレベルは千差万別であり、個人が出版する自費出版物は、古本屋では「葬式饅頭の代わりに配る本」の意味で「まんじゅう本」と揶揄される。放送作家の渡辺龍太は「自費出版の会社しか相手にしてくれない著者に価値は無い。つまり、自費で出版しても売れるのは宝くじと同じ」と述べている。 自費出版物は、編集者の編集や研究者による査読を経ないため、専門家からは認められない傾向がある。江口聡は「従来の考え方をまるっきりひっくりかえそうとするような主張を簡単に行なっているような本、難問を簡単に解きあかしてしまったりする本は要注意」「専門家は頭が堅いからわからん」とか「従来の学問には隠された権力性がどうのこうの」とかやってるやつはたいていだめ」「従来の研究をしっかりとおさえていないまともな研究なんかありません」と指摘している。
※この「内容の信頼性」の解説は、「自費出版」の解説の一部です。
「内容の信頼性」を含む「自費出版」の記事については、「自費出版」の概要を参照ください。
- 内容の信頼性のページへのリンク