六つの教養主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 15:03 UTC 版)
教養主義には、これら6つの教養をそれぞれ第一と考える6つの考え方がある。このうち、A1の習得を第一とする立場は「あれもこれもと学問、芸術、生活知識などを漁る生き方」であり、いわば「俗界教養主義」と言うべきものである。A2の習得を第一とする立場は「リベラル・アーツ主義」とも言うべきものである。この場合はB1をも尊重することにつながりやすい。 B1の習得を第一とする立場は人文主義であり、科学主義とは対照的立場にある。この場合、学問を第一とすれば、それは主知主義であり、学問主義(的生活)であり、芸術主義(的生活)や宗教主義(的生活)とは対照的である。B2の習得を第一とする立場は人格主義である。Bの2つの立場は「思想上の教養主義」であり、従来とかく問題となってきたのはこの教養主義である。Bの2つの思想は哲学的には理想主義 (アイディアリズム)、人格主義の立場とつながっていて、哲学を重視する立場でもある。C群の主張は最近出てきたものである。
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