公金着服事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/01 13:25 UTC 版)
2011年9月に大衡村の水道事業担当の元職員による公金着服事件が発覚。2012年6月に元職員は懲戒免職となり、2013年3月に詐欺などで逮捕、起訴。2013年5月に仙台地裁は、都市整備課主査だった元職員は2011年2〜3月に「給水承認通知書」と「水道加入金等請求書」を偽造して村内にアパートを建設する業者から計約415万円をだまし取った詐欺などの罪で懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。 2013年9月に一連の事件で村議3人の告発を受け、2014年9月24日に虚偽有印公文書作成・行使と犯人隠避容疑で跡部村長と村幹部3人が書類送検された。2014年12月15日に不起訴処分となる。現職の首長が同容疑で立件されたのは初めて。 元職員の着服額は400万円を超えると報告を受けていたが、2012年5月28日の村議会全員協議会で金額を90万円程度と答弁。また、着服ではなく事務処理の怠慢とする始末書を作成したとして、2014年12月24日にこれらの不始末を認めて謝罪している。
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