公費の私的利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 02:24 UTC 版)
2021年5月25日、マリンとその家族が公費で毎月約300ユーロ(約4万円)の朝食を支払っていたことが、Iltalehtiによって報じられた。その後、2020年1月から2021年5月までの間にかかった費用は14,000ユーロ(約180万円)、朝食は月平均270ユーロ(約3万円)、その他の食事(前菜、主菜、サラダ、おやつ)は月平均575ユーロ(約7万円)だと判明した。家族の朝食などの食事に月850ユーロ(約11万円)を使用していた。マリンの公費による食事代は、首相官邸が個人情報保護のためと説明し、秘匿されていた。住宅手当には食料品の支給が明示されていないため、その取り決めの合法性が疑問視された。 マリンは、公費で食事代を支払うことの違法性を知らなかったと主張し、この問題に関する責任は関係者にあるとして自身の責任を否定していた。首相官邸にはこの問題の詳細を提示するために2ヶ月の猶予を与えられたが、報告書は遅れて提出された。
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