公営化以降の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/23 14:31 UTC 版)
「デトロイト市交通局」の記事における「公営化以降の歴史」の解説
公営化によって生まれたデトロイト市市街電車運行局は徐々にバスサービスを行うようになった。最初のバスサービスは1925年にはじめられたものでマック・アヴェニューを通るものであった。 デトロイト市は大都市であったにも関わらず、地下鉄や高架鉄道などの高速交通を持たなかった。1930年代には、中規模輸送用の市街電車、小規模輸送用のバスという住み分けが出来、市街電車の輸送力を増強するために3車体連接の大型車両が導入され、トロリーバスの運行も行われた。しかし、路面電車の撤去は続けられ、1956年に市街電車路線は全廃、市街電車運行局の名のもと、バス運行のみが継続されることになった。 1974年、組織はデトロイト市交通局に改組された。 1976年、交通局はワシントン通りで観光用の路面電車運行をはじめた。19世紀終わりから1920年代にかけて、車両はアメリカ国内やポルトガル、イギリス、ドイツなどで活躍した路面電車を復元したものが用いられたが、2003年に運行休止となっている。 1987年には都心部で新交通システム「ピープル・ムーバー」の運行がはじめられている。
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