八重山自治会の結成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 02:32 UTC 版)
1945年、八重山諸島を管轄する八重山支庁は沖縄戦の末に機能を停止して無政府状態に陥ったため、八重山諸島の住民は「自警団」を創設した。その後、同年11月に「自治会結成準備会」が開催され、1か月後の12月15日、石垣町の映画館「八重山館」において自治組織「八重山自治会」が設立され、宮良長詳(医師)が会長に吉野高善(医師)と宮城信範(元校長)が副会長に選出された。当面の目標として「人心の安定」「治安の確保」「引揚者の帰還促進」「マラリア患者対策」「闇物資への対策」が決められた。
※この「八重山自治会の結成」の解説は、「八重山自治会」の解説の一部です。
「八重山自治会の結成」を含む「八重山自治会」の記事については、「八重山自治会」の概要を参照ください。
- 八重山自治会の結成のページへのリンク