児童会・生徒会との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 14:51 UTC 版)
「学生自治会」の記事における「児童会・生徒会との違い」の解説
学生自治会と同様に学校生活を構成員(児童・生徒・学生)が自主的に運営する組織としては、初等教育(小学校など)における児童会、中等教育(中学校、高等学校など)における生徒会がある 高等教育段階での学生自治会は、初等教育、中等教育のものとは違う点がある。それはだいたい次の通りである。 学校の関与が格段に少ない。 小学校などでの児童会ではほとんどの場合、教員が指導的な役割であり、中学校、高等学校などでの生徒会では、特定事項について学校と申し合わせを行っていたり、または校則などの規則によって一方的に生徒会が規制されてしまったりすることが多い。しかし、大学では、顧問教員は書類に判を押すだけであったりと、形式的儀礼的な場合が少なくない。学校によっては、そもそも学生自治会に顧問を設置する必要もないこともある。 しかしながら、学生自治会の執行機関においては、大学事務局の学生部などにおける事務職員の権限が強く、学生自治会の主要な書類のほとんどを大学の事務局に提出して承認を受けなければ事実上何もできない、という学生自治会も存在している。 全構成者による運営が必ずしも行われない。 学生自治会では、会費を納めない、総会に出席しない、投票をしないなどの行為が可能である。このため、学生自治会は特に関心がある学生のみによって運営される傾向がある。この傾向は、近年強くなってきている。
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