先古典期中期後半(エスコバ相、600B.C. - 300B.C.)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 23:45 UTC 版)
「セイバル」の記事における「先古典期中期後半(エスコバ相、600B.C. - 300B.C.)」の解説
グループAでは、レアル相のものを石や漆喰で覆うようにして集落が発展していた様子がうかがわれる。またエスコバ (Escoba) 相の堆積の下層にレアル相の堆積がみられるといった状況がいたるところで確認されている。 グループCでも構築物C-79の周辺で、エスコバ相の土器片は集中的に確認される。しかし、石造建築物は確認されていない。 グループDでは、北プラザ、西プラザ、中央プラザ、構築物D-10号の南方でエスコバ相の土器片が確認されている。しかし、量的にも遺構の検出状況から考えて、居住や建築活動は、むしろほとんど行われていなかったと推察される。
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