催眠鎮静薬・アルコールの過剰摂取
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 23:10 UTC 版)
「過剰摂取」の記事における「催眠鎮静薬・アルコールの過剰摂取」の解説
「ベンゾジアゼピン#過剰摂取」および「急性アルコール中毒#管理」も参照 呼吸数や酸素飽和度が下がっている場合、救命処置のABC(気道と循環の確保)を行う。 催眠鎮静薬である場合はベンゾジアゼピン系過量服薬(英語: Benzodiazepine overdose)や、バルビツール酸系過量服薬も参照される。ベンゾジアゼピン過剰摂取では、フルマゼニルが拮抗薬として使用される。三環系抗うつ薬を含むけいれん促進作用のある薬、てんかんの既往歴、ベンゾジアゼピンに依存した患者には、フルマゼニルの使用は推奨できない。 アルコールや睡眠薬が原因の場合、今度は、それらが慢性的に大量に摂取されていた場合の急な完全な断薬から生ずる離脱症状の振戦譫妄(DT)が致命的となる可能性があることに注意が必要である。振戦譫妄は、断薬から2 - 3日で激しくなり、4 - 5日で最高となる。
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