低温細菌とは? わかりやすく解説

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低温細菌 [Psychrotroph,Psychrotrophic bacteria]

 好冷細菌ともよばれ、発育適温低温にある細菌低温限界0℃5-7とする考え方がある。1960年頃から北極海南極近海、さらに深海海水から多く細菌分離されるようになって20上で増殖できる通性好冷菌と、より低温でのみ増殖できる偏性好冷菌分けられている。低温細菌は地球上広く分布し種類も多い。おもな低温細菌としてグラム陰性菌ではシュードモナスビブリオ、エロモナス、アルカリゲネス、アシネトバクターモラキセラフラボバクテリウムエンテロバクターがあり、グラム陽性菌ではミクロコッカス、コリネ型細菌乳酸菌放線菌などがある。なお、低温真菌(かびや酵母)も多く、これらをまとめて低温菌よばれている。




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