低温菌とは? わかりやすく解説

低温菌(ていおんきん)

乳酸菌酢酸菌のように、生育適温2535範囲にあるをいう。これに対して適温1020を低温菌、40上の高温菌という。

低温菌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/18 02:47 UTC 版)

低温菌(ていおんきん、英:psychrophilic bacteria)とは発育至適温度に関係なく5~7℃で7~10日以内に寒天培地に肉眼的に識別できるコロニーを形成する細菌低温細菌とも呼ばれる。これらの細菌は自然界に広く分布し、10~30℃でよく発育し、脂肪分解能やタンパク質分解能を有し、食品腐敗に関係する。Pseudomonas属は代表的な低温菌であり、脂肪分解酵素、蛋白分解酵素が低温下で産生量が増加するため、低温保存下のの腐敗の原因となる。




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