伯爵家としての歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 14:40 UTC 版)
「ヴェルラム伯爵」の記事における「伯爵家としての歴史」の解説
その子であるジェームズ・グリムストン(英語版)(1775-1845)は襲爵の前年に、母方のいとこからスコットランド貴族爵位のフォレスター卿(英語版)を相続している。彼は続く1815年には連合王国貴族としてヴェルラム伯爵(Earl of Verulam)に昇叙するとともに、あわせてグリムストン子爵(Viscount Grimston)を授けられた。そのため、初代伯以降の歴代当主は英国貴族の持ちうる5種類すべての爵位を保持する状態に至った。 2代伯ジェームズ(1809-1895)は侍従たる議員(英語版)やハートフォードシャー統監(英語版)を務めたほか、熱心なボクシング愛好家としても活動した。 その孫にあたる4代伯ジェームズ(1880–1949)は電気工学技師であったことから電気ケーブルメーカーのエンフィールドケーブル社(英語版)を設立している。 その子である5代伯ジェームズ(1910-1960)も同社を率いる実業家であったが、彼には子がなかったために爵位は弟のジョン(6代伯)が相続した。 その息子である7代伯ジョン(1951-)がヴェルラム伯爵家現当主であり、一族の邸宅であるゴーレムベリー・ハウス(英語版)に居を構えている。 一族のモットーは「節度あるは無難なり(Mediocria Firma)」。
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