会所日記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 15:51 UTC 版)
家老や月番の奉行によって書き継がれた記録「会所日記」が、享保元年(1716年)から慶応2年(1866年)まで150年にわたって残されている。内容は藩の政務、藩士や商人・領民の生活動向、事件や噂など多岐にわたる。全262冊にのぼる記録は、1971年に小松町の文化財に指定されている。 会所日記の内容は『小松町誌』(1992年)の編纂に当たって調査され、兵庫歴史研究会の北村六合光(くにてる)が原典の解読に当たった。2001年には増川宏一の執筆により(北村も「原典解読」として著者に挙げられている)集英社新書より『伊予小松藩会所日記』が刊行され、一般向けにその内容を紹介している。
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