休園と再開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 19:09 UTC 版)
当初の運営会社の「奥飛騨山之村牧場」は、神岡町(後に飛騨市)と株式会社ファーム(全国でファームパークを運営)とで設立された第三セクターである。 開業した2004年度の入場者が10万7000人であったのに対し、2007年度には2万人まで落ち込み、累積赤字が2200万円となっていた。しかし生産に限って見れば2007年度の経常収支が20万円と黒字であった。このような状況下で、生産と観光の双方を進めたい飛騨市と、赤字が続いている観光部門を廃して黒字が見込まれる生産に特化したい株式会社ファームとの間で運営方針の対立が発生した。結果、2008年5月に休園、7月に株式会社ファームが運営から撤退、10月に飛騨市が管理者としての指定を取り消すに至った。 そこで、山之村牧場の新たな担い手となる会社を目的として、2008年(平成20年)11月、地元有志の出資により会社「山之村牧場」が設立され、2009年(平成21年)4月29日、約1年半ぶりに山之村牧場は再開された。入園料無料。
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