伊達家戦勝三本締め
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伊達政宗を始祖とする仙台伊達家の正式なる手締め。出陣式の流れを汲み「大殿の栄光、武門の誉れ、御家の存続、領国の繁栄」を願い、心をひとつに一致団結し戦に勝つことを誓い合う意味がある。 一般的な流れ指揮役が戦勝の口上を述べる。 指揮役は手を叩きながら「えぇ〜い!」「えぇ〜い!」と腹から声を張り上げる。 一同も腹から声を出し「おぅ〜!」と叫びながら手を叩く。 2と3を声を段々と張り上げていきながら3回行う。 これは出陣に際し志気を鼓舞する「鬨を上げる」作法であり、「えい、えい」は「戦闘準備・覚悟は出来たか?」という「良いか、良いか」の意、「おぅー」は「準備万端」「覚悟は出来ているぞ!」「いざ出陣!」という、「おう良いぞ」の意となる。
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