伊江島米軍弾薬輸送船爆発事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 01:07 UTC 版)
「伊江村」の記事における「伊江島米軍弾薬輸送船爆発事故」の解説
1948年8月6日午後5時過ぎ伊江島の波止場で、接岸していた米軍の弾薬輸送船 (LCT1141) が、積込中であった先の沖縄戦時の未使用弾および不発弾などの荷崩れを原因とする大爆発事故を起こした。沖縄はアメリカの軍政府統治下に置かれ、伊江島では不発弾処理が行われていた。弾薬輸送船には、5インチロケット砲弾約5,000発(125トン)が積載されており、多数の死傷者を出した。その日は夏休み中だったこと、たまたま地元の連絡船が入港していて多くの人が出迎えに来ていたことなどで、米軍事故調査委員会報告書によると死者107人、負傷者70人を出し、米軍統治下の沖縄で最大の犠牲者を出す事故となった。
※この「伊江島米軍弾薬輸送船爆発事故」の解説は、「伊江村」の解説の一部です。
「伊江島米軍弾薬輸送船爆発事故」を含む「伊江村」の記事については、「伊江村」の概要を参照ください。
- 伊江島米軍弾薬輸送船爆発事故のページへのリンク