任命と就任資格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 01:44 UTC 版)
「アメリカ合衆国国防副長官」の記事における「任命と就任資格」の解説
国防副長官に関する規定が置かれているのは、合衆国法典第10編第1部第4章132条(10 U.S.C. § 132)である。同条(a)項によれば、国防副長官は大統領によって任命(指名)され、上院の「助言と承認」(advice and consent)をもって就任することと定められている。なお、承認は上院本会議での投票をもって行われ、過半数の賛成が必要である。また、承認投票に先立ち上院軍事委員会で公聴会が開催され、指名を受けた者が証人として招かれて議員からの質問に答える形で証言をし、適性を審査されることが一般的である。 さらに同条(a)項によれば、国防副長官に任命される者は文民でなければならず、さらに退役軍人については「現役任務を退いてから7年以内の者は任命されてはならない。」と規定されている。
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