令和元年房総半島台風による被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 23:35 UTC 版)
「沖ノ島 (千葉県)」の記事における「令和元年房総半島台風による被害」の解説
2019年9月に発生した令和元年房総半島台風(台風15号)は千葉県を中心に大きな被害を与えた。この台風によって沖ノ島では島内の樹木が倒れ、宇賀大明神社の神木や鳥居も倒れるなどの被害を受けた。島内は倒木のために立ち入り禁止となった。この被害は、ガイドやツアーのキャンセルが続出するなど、南房総全体の観光業にも打撃を与えた。 館山市による台風の復旧作業は、市街地の復旧を優先させる事情により、島の復旧計画策定や復旧作業は10月に入っても進まなかった。その中で復旧作業として、10月5日にNPO法人「たてやま・海辺の鑑定団」はゴミや倒木を回収し、10月19日には東京都港区の山脇学園中学校から寄付を受けた。同NPOは、台風被害の復旧には数十年単位の長い時間が必要であり、市と連携しながら長期的な再生計画を立てたいと語っている。
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