代用陶器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 02:02 UTC 版)
金属供出の対象は家庭で使う日用品も含め多岐にわたり、本来は金属素材で作られる製品の代用として陶磁器で作られたものが多くあった。これらは代用陶器(陶製代用品)などと呼ばれた。主な代用陶器には、おろし金、湯たんぽ、たばこ巻き器、地雷、手榴弾(四式陶製手榴弾)、貨幣(陶貨)、ガスコンロ、テーブルタップ、電球ソケット、羽釜、洗面器、アイロンなどがあったとの記録が残っている。 特に鍋やコンロは疎開生活の必需品として、また空襲の罹災民への救援物資として食料とともに真っ先に送られた。
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