仙人らくらくコース
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「ドラえもんのひみつ道具 (せ)」の記事における「仙人らくらくコース」の解説
仙人らくらくコース(せんにんらくらくコース)は、「仙人らくらくコース」(てんとう虫コミックス第43巻に収録)に登場する。 仙人気分を味わうことのできる道具。トランクケースのような箱に風船仕掛けで膨らませる「仙人の家」、30センチメートルほどの大きさの「仙人ロボット(声 - 不明(1990.9)→高戸靖広(2007.9)→佐藤正治(2018.8))」が入っており、このロボットが師匠となって使用者に神通力の修行を施す。 「らくらく」という名前とは裏腹に修行はかなり厳しく、逆らったり修行がうまくいかないと雷雲の稲妻を浴びて黒焦げになってしまう。おまけに一度修行に入ってしまうと、一通りの修行を終えるまで逃げることは許されない。ただし、仙人ロボットが地面に激突するなどして故障すると同時に修行から解放される事になる。 最も簡単な修行(と仙人ロボットが称するもの)は「雲に乗る術」だが、そのためには無念無想になる必要がある。修行は石の上でやる他、滝に打たれたりもする。修行中に寝たり、逃亡しようとすると雷雲の稲妻に打たれる。なお、修行中の食事は仙人食の「谷底に溜まった霞」。雲に乗っている最中に、心が乱れると神通力を失って地面に落下してしまう。これは仙人ロボット自身も同様で、作中ではしずかのスカートの中を見たロボットが平常心を失い雲から落下してしまっている。
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