付帯形名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 19:18 UTC 版)
同じ型番でも直流電流増幅率 (hFE) や信頼性などで選別を行い、型番の末尾にそれらを識別する文字(付帯形名)が付けられていることがある。 例えば、かつて東芝が製造していた2SC1815という製品の場合、色名に由来する略記号を使って次のように示されていた。 2SC1815-O: hFE = 70 - 140 通称「オレンジ」 2SC1815-Y: hFE = 120 - 240 通称「イエロー」 2SC1815-GR: hFE = 200 - 400 通称「グリーン」 2SC1815-BL: hFE = 350 - 700 通称「ブルー」 (この東芝が使っている略記号の色名は、カラーマークに由来するもので、金属パッケージの時代には実際にその色のドットが付いていた。これは共通のものではなく、もっぱらメーカー毎に全く異なる標示法となっている。同一メーカーでも品種によって異なることもある)
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