今枝近義とは? わかりやすく解説

今枝近義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 02:38 UTC 版)

今枝 近義(いまえだ ちかよし、慶長19年(1614年) - 延宝6年12月29日1679年2月10日))は、江戸時代前期の武士加賀藩家老

父は加賀藩家老今枝直恒。幼名は阿萬。通称は弥平次、民部。は直治、直賢、直友とも。号は信斎。正室は篠原長次の娘。養子に今枝直方、前田知臣室(日置忠治の娘)。

慶長19年(1614年)、今枝直恒の三男として誕生した。寛永5年(1628年)、祖父今枝重直の死去により、その隠居料500石を賜る。寛永12年(1635年)、元服する。寛永19年(1642年)、宗門奉行。慶安5年(1652年)、父直恒の死去により遺領1万2500石を相続する。

加賀藩家老、藩主前田綱紀の守役となる。祖父から相続した500石は弟直玄に与えた。明暦3年(1657年)、明暦の大火の際に、江戸藩邸の藩士を指揮して防火に努める。寛文2年(1662年)、1500石加増。祖父重直の菩提を弔うために蓮華寺を再興する。寛文7年(1667年)、病のために家老を辞職する。延宝3年(1675年)、隠居して養子の直方(実弟の岡山藩家老日置忠治の五男)に家督を譲る。延宝6年(1678年)12月29日死去。享年65。墓所は野田山墓地

参考文献

  • 『加賀藩史稿』

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