人工震源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 19:57 UTC 版)
人工地震を発生させる装置を人工震源と呼ぶ。地震学での震源とは意味が異なる。 爆薬 主にダイナマイトが使われる。従来の一般的な震源だが、危険物の取り扱いに難があること、震源周辺に対する悪影響が大きいことから、爆薬以外の「非爆薬震源」に切り替わりつつある。 エアガン 水中で圧縮空気を放出する。水中では(爆薬と並んで)よく使われる。 ウォーターガン 水中に水を放出する。エアガンと異なり、ノイズ源となる気泡が発生しない。 スパーカー 水中で放電させる。周波数が高いため微細構造の探査に適す。 サンパー マス(重し)を地面に落下させる。 バイブロサイス マスを機械に振動させスイープ波を発生させる。瞬間的なパルス波ではないため、震源周辺への影響が少ない。
※この「人工震源」の解説は、「人工地震」の解説の一部です。
「人工震源」を含む「人工地震」の記事については、「人工地震」の概要を参照ください。
- 人工震源のページへのリンク