人工飼育と田沢湖での復活の取り組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:19 UTC 版)
「クニマス」の記事における「人工飼育と田沢湖での復活の取り組み」の解説
山梨県水産技術センターは再発見されたクニマスを忍野村の施設で人工飼育している。そのうち10匹が2017年5月9日に秋田県へ貸し出され、同年7月1日に開館した「田沢湖クニマス未来館」にて展示されている。 仙北市などは田沢湖で野生クニマスの復活を目指している。田沢湖では1991年から国土交通省の水中和施設が稼働しているが、強酸性の水が2018年時点も流入して湖水がまだ強い酸性であるため、クニマスの生息は難しい。このほか山梨県水産技術センターは2018年3月23日、ヒメマスを代理親とするクニマスの誕生に成功したと発表した。
※この「人工飼育と田沢湖での復活の取り組み」の解説は、「クニマス」の解説の一部です。
「人工飼育と田沢湖での復活の取り組み」を含む「クニマス」の記事については、「クニマス」の概要を参照ください。
- 人工飼育と田沢湖での復活の取り組みのページへのリンク