人体ダミー
自動車の衝突安全を評価するために用いられる人体模型の測定器で、繰り返し使用することが可能。人体ダミーの構造は、軽金属製の頭蓋骨と合成ゴムの頭皮、頚部腰椎は合成ゴム、骨盤は鋳物、金属の助骨と合成ゴムの表皮で胸と腹部ができており、手足はジョイント関節で結合されている。頭部、脊椎腰部には3軸加速度計、頚部、脚部には荷重計などが取り付けられる。体形はアメリカの成人男性の平均とされるAM50、大柄のAM95、成人女性のAF5、幼児用のA3~6C 、日本男性の平均としたJM50など多くの種類がある。人体ダミーは全身を模したものと人体の一部を模したものがあるが、側面衝突用に使用されているSIDダミーなどは、国際的な標準化はされていない。
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