京福電気鉄道北野線における踏切事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「京福電気鉄道北野線における踏切事故」の解説
2018年(平成30年)7月17日13時10分頃(踏切障害事故) 京都市右京区の京福電気鉄道北野線北野白梅町駅 - 等持院駅間の踏切で、踏切を通過中の電車と、踏切に差し掛かったタクシーが衝突。事故でタクシーは中破し、運転者が腰の骨折などのけがをした。この事故においては、当事者のタクシー運転手の他、周辺の事故の目撃者も「踏切の警報機と遮断機が作動していなかった」と証言しており、京都府警察は京福電気鉄道と共に検証を行った。その結果、同社が同日に踏切の制御システムの訓練を実施した際、警報機や遮断機の作動状態を確認せず、現場で安全確認に当たる社員なども配置していなかったことが明らかとなり、府警は同社の運輸課長や運輸課主任など社員4人を業務上過失傷害容疑で書類送検した。このうち運輸課長のみが起訴され、2021年3月8日に京都地方裁判所は無罪判決を下した。
※この「京福電気鉄道北野線における踏切事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
「京福電気鉄道北野線における踏切事故」を含む「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事については、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の概要を参照ください。
- 京福電気鉄道北野線における踏切事故のページへのリンク