享楽共鳴とは? わかりやすく解説

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享楽共鳴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/19 07:15 UTC 版)

享楽共鳴
タッグチーム
メンバー 中島翔子
ハイパーミサヲ
名称
デビュー 2020年
団体 東京女子プロレス

享楽共鳴(きょうらくきょうめい)は、東京女子プロレス所属のプロレスラー中島翔子ハイパーミサヲによるタッグチーム。

来歴

2018年8月4日新宿FACEDDT主催イベント「闘うビアガーデン」の東京女子プロレスDAYで開催された「Yeah!めっちゃタッグトーナメント」に「怪獣戦隊カイジュウジャーVS英雄戦隊パミレンジャー」というチーム名で出場。決勝まで勝ち上がったが、マジカル・シュガー・ラビッツ坂崎ユカ&瑞希)に敗れて準優勝に終わる[1]。この大会は、組み合わせもチーム編成もすべて抽選で決められたもので、中島&ミサヲ組も他チームと同様、大会限定の即席チームであった[注釈 1]

正式にタッグチームとして活動をはじめたのは2020年7月7月4日の両国KFCホール大会で、プリンセスタッグ王座戦終了後にミサヲと中島がリングに上がり、防衛に成功した白昼夢に対して7月23日後楽園ホール大会での王座戦を要求し受諾させた[2]7月18日の名古屋市東スポーツセンター第2競技場大会で、試合開始前のマイクアピールの中でタッグチーム名を「享楽共鳴」としたことを発表した[3]。チーム名の由来は、週刊プロレスに掲載された中島とミサヲのインタビューの見出しで用いられていたフレーズで、両者が気に入ったことから採用された[4]

前述の2020年7月23日の大会では、ミサヲが辰巳に3カウントをとられて王座奪取に失敗[5]。以降、2021年2月11日の後楽園ホール大会[注釈 2][6]2022年6月19日の後楽園ホール大会[7]で挑戦したがいずれも失敗。2023年9月から10月にかけて行われた王座決定戦でも勝ち抜くことができなかった[8]2021年から始まった「"ふたりはプリンセス"Max Heartトーナメント」では、2023年の第3回大会で決勝まで勝ち進んだが、121000000に敗れて準優勝に終わっていた[9]

2024年はタッグトーナメントには出場したが(2回戦で敗退)[10]、ミサヲが4月のアメリカ遠征中の試合で右足を負傷して欠場[11][12]11月22日にミサヲが復帰[13]するまでタッグチームとしての活動は休止を余儀なくされた。この間、中島はシングルマッチで対戦したさくらえみからタッグタイトル挑戦の誘いを受けたが[14][15]、「タッグベルトはミサヲとしか狙わない」と返答して断っている[16]

2025年、第5回"ふたりはプリンセス"Max Heartトーナメントに出場、2月8日の決勝戦でぽむペイラー(原宿ぽむ&マックス・ジ・インペイラー)を破って優勝し、121000000が保持していた王座への挑戦権を獲得[17]3月16日の『GRAND PRINCESS '25』で行われた王座戦では、ミサヲが山下から3カウントを奪って勝利。2023年のタッグトーナメント決勝戦の雪辱を果たし、通算4度目の挑戦で初めてプリンセスタッグ王座を獲得した[18]

獲得タイトル

脚注

注釈

  1. ^ この大会に出場したチームでは、中島&ミサヲのほか、瑞希&坂崎ユカ(マジカルシュガーラビッツ)、山下実優&伊藤麻希(ポ●テピピック→121000000)が大会終了以降に正式なタッグチームに発展している。
  2. ^ 中島はシン・ウルトラショヲコとして挑戦。

出典

  1. ^ [試合結果] 東京女子 闘うビアガーデン2018~東京女子プロレスDAY~”. 週刊プロレスmobileプレミアム. ベースボール・マガジン社 (2018年8月4日). 2025年3月29日閲覧。
  2. ^ Stand proud”. 東京女子プロレス公式サイト. 株式会社CyberFight (2020年7月4日). 2025年3月29日閲覧。
  3. ^ TOKYO JOSHI 2020 Summer~TJPW IS 『   』~”. 東京女子プロレス公式サイト (2020年7月18日). 2025年3月29日閲覧。
  4. ^ 「東京女子7・23後楽園直前特集①中島&ミサヲインタビュー」『週刊プロレス』第2074号、ベースボール・マガジン社、109頁、2020年7月15日。 
  5. ^ “【東京女子】東京女子プロレスが半年ぶりの聖地・後楽園ホール凱旋!プリプリ王者・坂崎が後輩・ユキの奮闘を断ち切りV3!”. プロレスTODAY (株式会社リアルクロス). (2020年7月25日). https://proresu-today.com/archives/116327/ 2025年3月29日閲覧。 
  6. ^ “プリンセスタッグ王座は「爆れつ」が防衛。ウルショコは「今日をもって星に還る」【東京女子プロレス】”. TOKYO HEADLINE. (2021年2月11日). https://www.tokyoheadline.com/536836/ 2025年3月24日閲覧。 
  7. ^ “【東京女子】マジラビが享楽共鳴を破り、プリンセスタッグ王座V5!赤井沙希、SKE48荒井優希組が7・9大田区で挑戦”. プロレスTODAY. (2022年6月19日). https://proresu-today.com/archives/191803/ 2024年9月14日閲覧。 
  8. ^ “【東京女子】初戴冠へ向けて乃蒼ヒカリ&角田奈穂の“ふりーWiFi”がプリンセスタッグ王座決定戦・第1予選に勝利!”. プロレスTODAY. (2023年9月10日). https://proresu-today.com/archives/226979/ 2025年3月24日閲覧。 
  9. ^ “山下実優&伊藤麻希がタッグトーナメント初優勝。3・18有明でインペイラー&ハイディの怪物コンビと対戦へ【東京女子プロレス】”. TOKYO HEADLINE. (2023年2月12日). https://www.tokyoheadline.com/675851/ 2024年9月14日閲覧。 
  10. ^ Kreikenbohm, Philip. “Futari Wa Princess Max Heart Tournament 2024”. Cagematch.net. 2025年3月23日閲覧。
  11. ^ 橋場了吾 (2024年12月24日). “【東京女子】次に大けがをしたら辞めようかと…その思いを覆した長期欠場中にハイパーミサヲが感じたこと”. ENCOUNT (株式会社Creative2). https://encount.press/archives/724633/ 2025年3月24日閲覧。 
  12. ^ ハイパーミサヲ欠場のお知らせ”. 東京女子プロレス公式サイト. 株式会社CyberFight (2024年4月11日). 2025年3月29日閲覧。
  13. ^ TJPW LIVE TOUR 2024 AUTUMN”. 東京女子プロレス公式サイト. 株式会社CyberFight (2024年11月22日). 2025年3月29日閲覧。
  14. ^ [試合結果] 東京女子 WRESTLE PRINCESS V”. 週刊プロレスmobileプレミアム. ベースボール・マガジン社 (2024年9月22日). 2025年3月24日閲覧。
  15. ^ @sakura_gtmv (2024年9月22日). "2024年9月22日17:41(JST)の投稿". X(旧Twitter)より2025年3月23日閲覧
  16. ^ @nk147cm (2024年9月22日). "2024年9月22日22:49(JST)の投稿". X(旧Twitter)より2025年3月23日閲覧
  17. ^ “【東京女子】中島翔子&ハイパーミサヲ享楽共鳴初Vでタッグ王座挑戦「ミリオンからベルト獲る」”. 日刊スポーツ. (2025年2月8日). https://www.nikkansports.com/battle/news/202502080001014.html 2025年3月23日閲覧。 
  18. ^ “【東京女子】中島翔子&ハイパーミサヲが山下&伊藤撃破でタッグ王座奪取「夢みたい」”. 東京スポーツ. (2025年3月16日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/337545 2025年3月23日閲覧。 



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