交響曲第5番_(團伊玖磨)とは? わかりやすく解説

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交響曲第5番 (團伊玖磨)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/25 00:30 UTC 版)

團伊玖磨交響曲第5番は、作曲者の番号付き交響曲のうち5番目の作品。交響曲第4番と作曲期間が重なっており、初演もほぼ同時期に行われている。

作曲の経緯

1965年1月に着手。同年9月25日、葉山にて完成。

初演

1965年10月19日。團伊玖磨指揮、読売日本交響楽団沼津市公会堂に於いて。

楽器編成

ピッコロフルート2、オーボエ2、イングリッシュ・ホルンクラリネット2、バス・クラリネットファゴット2、コントラファゴットホルン6、トランペット3、トロンボーン4、テューバティンパニトライアングルタンバリン小太鼓シンバル大太鼓チューブラーベルグロッケンシュピールハープ弦五部(第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラチェロコントラバス

構成

演奏時間は約40分。

第1楽章 アンダンテ・ソステヌート ― アレグロ・モデラート

自由なソナタ形式。ユニークな序奏は、弦楽四重奏弦楽合奏との対話によって進められる。

第2楽章 スケルツォ(アレグロ・ヴィーヴォ)

ゲネラルパウゼが効果的に使用されている。

第3楽章 古風な主題による10の変奏曲

主題はアンダンテ・カンタービレで、16小節にわたってクラリネット(一部オーボエに受け継がれる)により奏される。第7変奏では第1楽章冒頭を思わせる弦楽四重奏により前半が奏される。第10変奏で拍子を激変させ、そのままクライマックスを築く。




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