二重価格表示
別名:二重価格
英語:dual price
商品やサービスの価格について、実際の販売価格の他に、値引き前の価格やメーカー希望小売価格などの価格を表示すること。実売価格の安さを強調するためにしばしば行われる。
二重価格表示そのものは、内容が正当であれば何ら問題はない。ただし、二重価格表示の内容が商品者を不当に有利であると誤認させるものである場合、景品表示法に基づき罰せられる。
2011年1月のいわゆる「おせち問題」では、実売価格のないおせちを「定価の半額」と表示して販売していたことから、不当な二重価格表示に該当するのではないかとして、消費者庁が事情聴取を行っている。二重価格表示は共同購入型クーポンサイトにおいて前提として採用されている販売スタイルであり、同種のサービス全体における問題として浮上している。
関連サイト:
不当景品類及び不当表示防止法 - 法令データ提供システム
にじゅう‐かかく〔ニヂユウ‐〕【二重価格】
二重価格表示
(二重価格 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/20 02:26 UTC 版)
二重価格表示(にじゅうかかくひょうじ)とは商業用語の一つ。小売店で商品が販売されている場合に、その商品の小売店での価格に併記している定価がその小売店での価格と比較してみれば大きく異なっており、これが定価からの値引率の大きさを強調し、消費者の購買意欲を刺激するようなものであれば二重価格表示とされる。この場合の定価と表示した価格が実際の定価よりも高くなっていたならば、これは景品表示法違反になる。
- 1 二重価格表示とは
- 2 二重価格表示の概要
「二重価格」の例文・使い方・用例・文例
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