二箇相承とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 宗教 > 仏教 > 相承 > 二箇相承の意味・解説 

二箇相承

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 05:43 UTC 版)

二箇相承(にかそうじょう)とは、1282年弘安5年)、日蓮が、弟子の日興に宛てたとされる二通の書。二通をまとめて二箇相承といい、もともとは重須本門寺(北山本門寺)に伝えられたものであるが現在は日蓮の真筆は共に無く、写本のみが京要法寺、富士大石寺西山本門寺等に伝えられている。またさまざまな異本が存在する。


注釈

  1. ^ その後、さらに北山本門寺へと帰伏した[1]
  2. ^ 重須本門寺のこと
  3. ^ (日蓮宗事典刊行委員会 1981, p. 294)には、「重須本門寺に格護されていたところ、西山本門寺13世日春が〔略〕押収した。その後〔略〕西山本門寺の重宝と共に紛失した」とある(但し、漢数字は算用数字に改めた)。
  4. ^ 二箇相承のこと
  5. ^ (日蓮宗事典刊行委員会 1981, p. 1315)に、身延山の開山は宗祖、2世は日向とある。

出典

  1. ^ 井上博文 1981, p. 92.
  2. ^ 井上博文 1981, p. 91.
  3. ^ 井上博文 1981, pp. 90–91.
  4. ^ a b c 伝後藤庄三郎光次 n.d.コマ番号 = 33
  5. ^ a b 仏書刊行会 1915, pp. 165–166-コマ番号 = 87-88
  6. ^ 富士学林研究科 2006, pp. 7–8, 12.
  7. ^ 宗旨建立750年慶祝記念出版委員会 2002, p. 181-但し、身延山付嘱書の別名が別付嘱書・池上相承であること、二箇相承の一であること、別当退任の時期を除く。
  8. ^ 日蓮正宗宗務院 1999, p. 230-但し、日興が宗祖滅後7年間身延に住んだとすることのみ。
  9. ^ 宮崎英修 1978, p. 185.
  10. ^ 日蓮宗事典刊行委員会 1981, p. 294.


「二箇相承」の続きの解説一覧




二箇相承と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「二箇相承」の関連用語

二箇相承のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



二箇相承のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの二箇相承 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS