二笑亭主人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/21 07:25 UTC 版)
二笑亭と呼ばれる奇妙な住宅を建築し続け、最後は精神科に入院してしまう渡辺釜蔵(仮名、本名は渡辺金蔵)を描いた話。狂言回し役に「説明猫」という猫を登場させ水木の考えなどを代弁させている。最終的に建物は主を失ってから2年後に取り壊されてしまうが、水木はこの件に対してゴッホを例に出して、これは誰にでも作れるような作品ではなく、製作者が精神障害だからといって作品を味わおうとしないのは良くない事だと述べている。ちなみに水木自身も建築設計が趣味であり、家族に相談もなく改築を続けた結果、迷路みたいな家になってしまったと言う。
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