二次交通の整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:22 UTC 版)
特急への格上げとともに、路線バスによる二次交通の充実も図られた。 伊豆箱根鉄道では接続して伊豆長岡へ直通する急行バス「あやめ号」を運行開始(1991年3月16日運行開始、沼津 - 伊豆長岡間)、伊豆箱根鉄道と箱根登山鉄道では「あさぎり」に接続する沼津港への連絡バスを運行した。 「スーパーロマンス号」左側面はRSE車と同じカラーリング 「スーパーロマンス号」右側面は371系と同じカラーリング 東海自動車では「あさぎり」に接続して中伊豆・西伊豆方面へ直通する特急バス「スーパーロマンス号」の運行を開始したが、この特急バスのために導入された車両は片側をRSE車、もう片側を371系と同じ塗装デザインにした車両であった。 開業後1週間の実績では前年と比較して利用者数は2.5倍となり、当時のバブル景気を背景に、御殿場線沿線に点在するゴルフ場への旅客で満席になることも多かった。東海道本線静岡駅発着の延長運転を求める声も出ていたが、JR東海では「新宿駅と静岡駅では3時間程度の所要時間となり、東海道新幹線との時間差が大きすぎる」として考えられていなかった。
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