二代目吉郎兵衛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 16:33 UTC 版)
初代の養子。布屋吉郎兵衛政樹を名乗る。江戸時代後期の商人である。文政2年(1819年)生まれ。義兄にあたる初代の養子となる。舶来反物商布屋を継ぎ、安政三年(1856年)から長崎で外国商人と直接取引を行ない、嘉永四年(1851年)に江戸に支店を出し事業拡大する。幕末に尊皇攘夷派による貿易商への脅迫が始まったことから、文久3年に輸入業を廃業して布屋両替店(大阪第百四十八国立銀行の前身)に業務転換した。明治4年(1871年)死去。本姓は古山。娘の陸(1862年生)の夫に芝川又衛門、娘のとめ(1867年生)の婿に山口仁兵衛(旧姓藤井、1865年生)。娘・寿賀の婿に山口楢三郎。
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