予備自衛官の階級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 06:07 UTC 版)
通常、自衛官の階級は陸将、海将、空将以下二等陸士、二等海士、二等空士までの16階級であるが、予備自衛官の階級は陸上自衛隊では14階級から、海上自衛隊では12階級から、航空自衛隊では10階級から構成される。予備自衛官の階級においてはそれぞれ通常の自衛官の階級の上に予備と冠することとされ、予備一等陸佐、予備二等海佐、予備一等空尉を最高位とし、陸上自衛隊では予備二等陸士、海上・航空自衛隊では予備一等海士・予備一等空士を以って10~14階級として定められている(ただし予備二等陸士は予備自衛官補(一般公募)の予備自衛官候補生のみ、即応予備自衛官の者および予備自衛官補(技能公募)から予備自衛官になった者は予備三等陸曹以上の階級が指定される。また、予備一等陸佐は連隊長1名のみ、もしくはそれに相当する予備二等陸佐になる。2018年4月より、予備一等陸佐の採用が開始された。公での登場は同年10月14日の中央観閲式において、元第28普通科連隊長・関東補給処課長の吉原和宏予備一等陸佐の1名を指揮官とする「軽普通科連隊」が臨時編成され、観閲行進した。
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