丹生川の伝承とは? わかりやすく解説

丹生川の伝承

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:16 UTC 版)

両面宿儺」の記事における「丹生川の伝承」の解説

元和7年1621年)の奥書を持つ『千光寺記』には、高山市丹生川町下保にある袈裟山千光寺 (高山市)の縁起記されている。これによれば仁徳帝のころ飛騨国宿儺という者があり、八賀郷日面(ひよも)出羽ヶ平(でわがひら)の岩窟中より出現した。身のたけは十八丈、一頭両面四肘両脚有する救世観音化身であり、千光寺開いた。このとき山頂土中石棺があり、法華経一部袈裟一帖・千手観音の像一躯を得たという。同じく丹生川町日面善久寺創建両面宿儺大士伝え本尊釈迦如来のほかに両面宿儺木像安置するまた、位山高山市一宮町)の鬼「七儺」を、両面宿儺天皇の命により討ったともされる位山付近に飛騨一宮水無神社があるが、享保年間編纂された『飛州志』では神宝一つとして七難頭髪」を挙げ神主家の説として鬼神七難神威により誅伐された伝承を記す。

※この「丹生川の伝承」の解説は、「両面宿儺」の解説の一部です。
「丹生川の伝承」を含む「両面宿儺」の記事については、「両面宿儺」の概要を参照ください。

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