丸又商店とは? わかりやすく解説

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丸又商店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 14:32 UTC 版)

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株式会社丸又商店
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 マルマタ
本社所在地 日本
470-2544
愛知県知多郡武豊町里中152
北緯34度50分49.4秒 東経136度55分17.3秒 / 北緯34.847056度 東経136.921472度 / 34.847056; 136.921472座標: 北緯34度50分49.4秒 東経136度55分17.3秒 / 北緯34.847056度 東経136.921472度 / 34.847056; 136.921472
設立 1924年(大正13年)4月15日
業種 食料品
法人番号 9180001101309
事業内容 たまり味噌の製造販売
代表者 代表取締役 出口 智康
資本金 500万円
外部リンク http://www.marumata.com/
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株式会社丸又商店(まるまたしょうてん)は、愛知県知多郡武豊町里中152に本社を置く醸造メーカー。武豊町の大足地区には、丸又商店も含めて複数の醸造メーカーの醸造蔵が並んでいる[1]

年表

  • 文政12年(1829年) - 創業。
  • 1924年(大正13年)4月15日 - 合資会社を設立。
  • 2011年(平成23年)5月16日 - 合資会社から株式会社に組織変更。

歴史

知多郡武豊町を含む知多半島では、歴史的に日本酒味噌みりんなどの醸造業が盛んであり、明治時代には千葉県銚子兵庫県竜野と並んで「三名醸郷」(じょうごう)とされた[2]。武豊町の中でも丸又商店(丸又味噌醸造場)と青木醸造工場の2社は江戸時代から続く長い歴史を有している[1]

天保14年(1843年)2月、4代目出口又右衛門によって丸又商店が創業された[1]。ただし、公式サイトでは創業年を文政12年(1829年)としている。1886年(明治19年)3月の武豊線(現在のJR武豊線)開通、1899年(明治32年)の武豊港の開港場指定などを経て、武豊町の産業は近代化が進んだ。1924年(大正13年)4月15日、6代目出口又右衛門(正蔵)の代には個人経営から会社経営に改め、合資会社が設立された[1]。2011年(平成23年)5月16日、9代目出口智康の代に合資会社から株式会社に組織変更した。

商品

有機認定を受けた「オーガニックたまり」などの商品もある[2]有機農法で育てられた大豆を使っており、小麦粉を一切使用していないため、小麦粉アレルギーの人やスポーツ選手に好まれている[2]。丸又商店の商品はヨーロッパなど海外にも輸出されている[2]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 『愛知県の近代和風建築 愛知県近代和風建築総合調査報告書』213ページ
  2. ^ a b c d たまり・みそ蔵見学 愛知県武豊町 中日新聞おでかけニュース、2017年10月19日

参考文献

  • 愛知県教育委員会事務局生涯学習課文化財保護室『愛知県の近代和風建築 愛知県近代和風建築総合調査報告書』愛知県教育委員会事務局生涯学習課文化財保護室、2007年

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