中津峡(埼玉県)とは? わかりやすく解説

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中津峡 (埼玉県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/28 17:01 UTC 版)

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断崖の様子
紅葉期

中津峡(なかつきょう)は、埼玉県秩父市(旧秩父郡大滝村)、奥秩父北東部に位置する渓谷新大滝川もしくは中津渓谷中津仙渓ともいう[1]紅葉で有名な渓谷で、見頃は11月上旬あたり。

概要

荒川上流の中津川十文字峠を源流とする)流域の渓谷で、塩沢集落から中津川集落にかけての長さ9 km[1]、断崖の高さ100 mの大きさ。標高約600 m。奥秩父を代表する渓谷の一つである[1]

流域は秩父古生層と呼ばれる砂岩チャート粘板岩などが主体の固い岩盤で、絶壁を有した深いV字谷を刻み込みながら蛇行し、ガマや奇岩を随所に作り出している[1]樹木ウルシノキナナカマドモミジなどが観賞できる。埼玉県指定名勝であり、観光地として、渓流釣りイワナマスヤマメなど)、山菜採り、紅葉狩り、拾いが楽しめる。キャンプ場、サッカーソフトボールが出来るグラウンド、日帰り温泉入浴施設(遊湯館)などがある。平賀源内設計の住居「源内居」、体験型学習施設「彩の国ふれあいの森」(宿泊施設あり、焼きなどを体験できる)などがある。1943年(昭和18年)3月31日埼玉県指定名勝に指定された[1]。また、1950年(昭和25年)4月27日に秩父多摩国立公園(現秩父多摩甲斐国立公園)の区域に指定された[1]

交通

付近の山

脚注

  1. ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』621頁。

参考文献

関連項目

外部リンク




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