中性の消失
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 01:27 UTC 版)
第二変化名詞が音韻の変化を被りもともと単数主格・複数主格・複数対格にしか違いのない -us 型と -um 型が混同され、 -um 型の大部分を占める中性名詞は男性名詞として扱われるようになった。また複数形で使われることの多い名詞は主格の -a が女性形と同じなので女性形として扱われるようになった。 第二変化名詞格古典 -us古典 -um俗単数主格 -us -um -o 属格 -ī -ī -i 与格 -ō -ō -o 対格 -um -um -o 奪格 -ō -ō -o 複数主格 -ī -a -i 属格 -ōrum -ōrum -oro 与格 -īs -īs -is 対格 -ōs -a -os 奪格 -īs -īs -is
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