中性カレント
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中性カレント(ちゅうせいカレント)とは、素粒子物理学における相互作用の一種である。これはWボソンとZボソンが関係するもので、例えばWボソンが電荷-1の粒子に崩壊するような反応を指す[1]。中性カレントはスティーヴン・ワインバーグとアブドゥス・サラムが予言し、その後実際に発見されたものである[2]。
- ^ 世界大百科事典 第2版. “中性カレント”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2022年9月7日閲覧。
- ^ “素粒子の探索 30 年”. 大阪市立科学館. 2022年9月7日閲覧。
- 1 中性カレントとは
- 2 中性カレントの概要
中性カレント
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「ワインバーグ=サラム理論」の記事における「中性カレント」の解説
Zボソンと結合する相互作用カレント J n e u t r a l μ = Q ¯ i σ ¯ μ T 3 Q i + L ¯ i σ ¯ μ T 3 L i − J E M μ sin 2 θ W {\displaystyle J_{\mathrm {neutral} }^{\mu }={\bar {Q}}_{i}{\bar {\sigma }}^{\mu }T^{3}Q_{i}+{\bar {L}}_{i}{\bar {\sigma }}^{\mu }T^{3}L_{i}-J_{EM}^{\mu }\sin ^{2}\theta _{W}} は中性カレント(英語版) (英: neutral current) と呼ばれる。このカレントはこの理論によって予言された相互作用である。この形の相互作用が発見されたことによってグラショウ、サラム、ワインバーグはノーベル賞を受賞した。
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