中央道上り線笹子トンネル崩落事故による緊急点検
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 17:10 UTC 版)
「神戸長田トンネル」の記事における「中央道上り線笹子トンネル崩落事故による緊急点検」の解説
2012年12月2日に発生した中央道上り線笹子トンネル崩落事故を受け、阪神高速道路は笹子トンネルと同型のトンネルで緊急点検を実施した。神戸長田トンネルもこれに該当し、実施された。その結果、吊り上げ天井のつり上げ金具全6600ヶ所のうち7ヶ所で、ボルト4本が抜け落ち、4本に緩みが見つかったと発表。同日に緊急補修工事を実施した。金具の構造は6本のボルトで一つのつり金具を支える構造で、同社が抜け落ちや緩みの原因を調べている。既に4ヶ所の補修を終え、残り3カ所も早急に補修する方針である。尚、阪神高速では、通行に支障のある状態ではないという発表をしている。 その後、天井板を撤去して縦流換気方式に変更することになり、2016年1月25日から2月8日まで白川南出入口 - 湊川ジャンクション間を終日通行止めにして天井板の撤去とジェットファンの設置などが行われた。
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