中央通風(巻芯)ランプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 06:58 UTC 版)
「灯油ランプ」の記事における「中央通風(巻芯)ランプ」の解説
詳細は「:en:Argand lamp」を参照 中央通風ランプないしアルガン灯(英語版)は平芯ランプと同様に機能する。バーナーには30cmないしそれ以上の背の高いガラスの火屋が、このランプが適切に燃焼するために必要な気流を提供するために取り付けられている。バーナーには通常、木綿で作られた幅が広く平らな芯を筒に巻き付けて、その継ぎ目を縫い合わせて管状にした芯が使用される。管状の芯はバーナーの芯上げ機構のギアに係合し、芯を上下させることができる歯付きラックである「キャリア」に取り付けられる。芯は内側と外側の芯管の間にあり、内側の芯管(中央通風管)は火炎拡張器に空気を供給する「中央気流」ないし気流をもたらす。ランプが灯されると、中央の通風管が火炎拡張器に空気を供給し、火炎拡張器が炎を輪の形に広げてランプをきれいに燃焼させる。
※この「中央通風(巻芯)ランプ」の解説は、「灯油ランプ」の解説の一部です。
「中央通風(巻芯)ランプ」を含む「灯油ランプ」の記事については、「灯油ランプ」の概要を参照ください。
- 中央通風ランプのページへのリンク