中央施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/08 17:29 UTC 版)
中央施設は粘土、石の類を使用せずに、墳丘に穿った土壙に直に木棺を置き、周囲に副葬品を並べたものであった。攪乱が激しく装身具の玉類なども検出されなかったので人体埋葬があったかどうかは議論のあるところであるが調査報告者の北野耕平は施設の北側に赤色顔料の散布が広く認められた箇所があり、ここに人体の埋葬を想定している。中央施設の遺物としては以下のものがあった。 鉄槍先40口 蕨手刀子5本 鉄鉾先3口 鉄鏃70本 鉄鍬2個 鉄斧8個 土師壷形土器1個
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