中国語の社名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:22 UTC 版)
「パナソニックホールディングス」の記事における「中国語の社名」の解説
中国語圏においては社名変更後も「松下」「松下電器産業」の名称を継続して使用している。これは、中国では企業名が法律で漢字表記しか認められておらず、パナソニックにあてる漢字表記が現地で確立していなかったことが大きいが、それに加えて、「松下電器」という名称が中国の近代化に協力した企業として知名度が高いからという理由もある。当社は戦後初めて日本企業として中国に進出するなど、歴史的な経緯から現地で人気が根強く、パナソニックは知らなくても松下を知っているという中国人は多い。したがって、ブランド名はパナソニックを使用しているが、社名は「松下電器」のままなのである。「パナソニック」の音訳は「怕拿索尼客」「怕那索尼克」 となるが、「あの(那)ソニー(索尼)を恐れる(怕)」という意味や知名度の問題 もあり、中国国内では使われていない。 2014年現在、松下電器の名前を残しているグループ企業は中華人民共和国の現地統括会社である 松下电器(中国)有限公司(英称 Panasonic Corporation of China)と、中華民国(台湾)の現地統括会社である 台灣松下電器股份有限公司(英称 Panasonic Taiwan Co., Ltd. (PTW))などがある。
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